最近は新しいことを勉強するにもネットにいろいろな情報が上がっているので、そちらで事足りることも非常に多いですが、個人的には勉強するのはやはり本のほうが良いと考えています。
私自身少し前に本格的に SwiftUI の勉強を始めて、そのために買った本が良かったので紹介したいと思います。
これです。
入門とありますが、読者のターゲットとしては
- Swift プログラミングの基礎は理解している人
- UIKit によるアプリケーション開発の経験者
となっています。
この手の入門書は、プログラミングやその言語自体初心者でも読めるようになっていることが多く、そういったものは本当に基礎から学びたい場合には便利ですが、追加された部分だけを学びたい場合にはわずらわしいこともあります。
その点、この本は「Swift による iOS アプリケーションの開発経験者」をターゲットとしているので、無駄な記述がなく中身のすべてが参考になります。
章立ては下記のとおりです。
- Chapter01 SwiftUIの概要
- Chapter02 SwiftUIのビューを理解する
- Chapter03 レイアウトの作り方
- Chapter04 SwiftUIにおけるイベント処理の基礎知識
- Chapter05 リストビューとスクロールビュー
- Chapter06 図形の描画とカスタムビュー
- Chapter07 ナビゲーション・シート・タブによる画面の切り替え
- Chapter08 アラートとアクションシート
- Chapter09 ビューアニメーションとエフェクト
- Chapter10 状態とデータフロー
- Chapter11 イベントとジェスチャー
- Chapter12 UIKitを使う
- Chapter13 CoreDataを使う
- Chapter14 Advanced SwiftUI
進め方としては、タピオカミルクティーを注文するアプリを少しづつ作りながら、SwiftUI のことを学んでいけるのでとても読みやすく、手を動かすことにより確実に身についていきます。
SwiftUI については Apple 公式のチュートリアル も充実しているので、個人的にはこのチュートリアルをやった後に、こちらの本でより詳細を学んでいくというフローがおすすめです。