最近 Vue.js の勉強を初めて簡単なアプリを色々と作っているのですが、その勉強に使った本を紹介します。
これです。
いろいろなサイトで紹介されているのですが、どれもふわっとした表現で紹介されていたので、ここでは一通り読んだ上での感想も踏まえて紹介したいと思います。
ちなみに下記スペックの私が読み進められたので、同じような状態の人におすすめできるかと思います。
- 他の言語での開発知識がある
- JavaScript 含め web フロントの知識はあまりない
※ JSの知識があったほうが、さらにスムーズに読み進められるかとは思います
このような章立てになっています。
- プログレッシブフレームワークVue.js
- Vue.jsの基本
- コンポーネントの基礎
- Vue Routerを活用したアプリケーション開発
- Vue.jsの高度な機能
- 単一ファイルコンポーネントによる開発
- Vuexによるデータフローの設計・状態管理
- 中規模・大規模向けのアプリケーション開発① 開発環境のセットアップ
- 中規模・大規模向けのアプリケーション開発② 設計
- 中規模・大規模向けのアプリケーション開発③ 実装
最初に Vue ができるまでの web フロントエンド開発の歴史がサラッとまとめられています。
この辺の知識はあまりなかったので読んでいるだけで面白かったです。
次に非常にシンプルなショッピングサイトのモックを作りながら、Vue の基本知識について説明されます。
サンプルコードも載っているので、手元でも試すことができます。
ひとつひとつ順番に説明されながらも、いい意味で丁寧すぎないのでちょうどよい難易度で読みやすかったです。
そして、ルーティングを行う vue-router 、開発の基本となるであろう単一ファイルコンポーネント、規模が大きくなると必須になるであろう vuex などについて順に説明されていきます。
まだ大規模開発までとは行きませんが、この本で学んだ知識で下記2つのアプリを作成しています。
言葉の並び替えパズル 「あなぐらまー」
お菓子の口コミサービス 「3時のOYATSU」
※ 3時のOYATSUについては以前から作っていた iOSアプリ版 を簡易的にweb版にしたもの
あなぐらまー は laravel 内のフロント部分として Vue を利用、 3時のOYATSU は単独の web アプリとして作成しています。
発売が 2018 年と若干古いかもしれませんが、基礎を身につけるには全く問題ないと思います。